カナダのカレッジへ進学を目指すにあたり、誰もが気になるのがお金の話ではないでしょうか。カレッジへの進学では語学学校への留学と比べ学費が倍近くかそれ以上かかる場合がほとんどで、学校期間も1~3年と長いことから普段の生活費も大きなものとなります。カレッジのフルタイムの学生は学生ビザで週20時間まで働くことが出来ますが、カレッジの勉強との両立は慣れるまでなかなか難しいのも確かです。そこで今回は、カレッジを目指す方のために卒業までにどれ位のお金が必要なのかをまとめてみましたので、留学の計画を立てる際の参考にしてみてください。
※あくまでモデルとしてご参考ください。
Certificate(1年間)コース | Diploma(2年間)コース | |
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学費 | $12,000~$16,000 | $24,000~$32,000 |
渡航費 | $1,000~$2,000(往復) | $1,000~$2,000(往復) |
ホームステイ | $2,500~$3,000(3ヵ月) | $2,500~$3,000(3ヵ月) |
シェアハウス | $4,500~$5,500(9ヵ月) | $10,500~$12,800(21ヵ月) |
交通費 | $1,400(定期券×12ヵ月) | $2,800(定期券×24ヵ月) |
食費 | $2,400~$3,000 | $4,800~$6,000 |
合計 | $23,800~$30,900(12ヵ月) | $45,600~$58,600(24ヵ月) |
Certificate(1年間)コース | Diploma(2年間)コース | |
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海外旅行保険 | $650~$1,500 (学費に含まれる場合が多い) |
$1,300~$3,000 (学費に含まれる場合が多い) |
携帯電話代 | $600($50/月) | $1,200($50/月) |
語学学校(学校付属ESL) | $3,400 (学校に3ヵ月通った場合) |
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小遣い | $1,000~$2,000 (交際費、買い物、外食など) |
$2,000~$4,000 (交際費、買い物、外食など) |
カナダ国内・国外旅行 | $1,000~$2,000 | |
合計 | $6,600~$9,500(12ヵ月) | $9,000~$13,600(24ヵ月) |
Certificate(1年間)コース | Diploma(2年間)コース | |
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アルバイト | $1,670 ($11.6/hで週6時間、6ヵ月働いた場合) |
$5,010 ($11.6/hで週6時間、18ヵ月働いた場合) |
チップ | $290 ($2/hで週6時間、6ヵ月働いた場合) |
$860 ($2/hで週6時間、18ヵ月働いた場合) |
合計 | $1,960(6ヵ月) | $5,870(18ヵ月) |
Certificate(1年間)コース | Diploma(2年間)コース | |
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支出合計 | $30,400~$40,400 (約270~360万円) |
$54,600~$72,200 (約490~650万円) |
収入合計 | $1,960 (約18万円) |
$5,870 (約53万円) |
差し引き | $28,440~38,440 (約256~346万円) |
$48,730~66,330 (約439~597万円) |
(※90円/カナダ$で計算)
上記のモデルどおりにカナダのカレッジへ進学した場合、1年間のサティフィケートコースで約250万円以上、2年間のディプロマコースでは440万円以上のお金が必要となる計算になります。カレッジ留学の場合、アルバイトに割ける時間は限られているため(最大でも週20時間)、普段の生活でいかに出費を抑えるかがカレッジ留学を成功させるために重要といえるでしょう。下記では各項目について節約する際のポイントをご紹介しています。
航空券は各航空会社によって様々ですが、オープンの往復チケットを購入したほうが安くなるケースが多いです。また、渡航日ぎりぎりに購入すると値段が高くなるため、事前に渡航日がわかっている場合は出来るだけ早く購入するようにしましょう。日本の航空会社は一般的にチケット代が高いこと多いため、エアカナダ等の海外の航空会社も調べてみることをおすすめします。
カレッジ進学の場合、保険は学費に含まれている場合が多いため、事前に学校の入学要項を確認しておきましょう。一般的にカナダ現地の保険は日本の海外保険と比べて必要最低限の保障となっている場合が多く、金銭的に安くすみます。また学費に含まれない場合でも、日本から現地の保険を申し込むことが可能です。
カナダへ留学する場合、初めの1~3ヵ月はホームステイに滞在し、その後は比較的安いシェアハウスやシェアルームに映るのが一般的です。特にカレッジ進学で初めてカナダに住む場合は、学校生活に慣れるまでは食事などを準備してくれるホームステイに滞在することをお勧めいたします。学校に慣れてきたらシェアハウス等に移ることも検討してみましょう。
カナダでは月毎の定期券が売られており、毎回料金を支払うよりも安く済ませることが出来ます。さらにトロントではフルタイムのカレッジ生や大学生向けにPost-secondary Passという特別な定期券が用意されていて、通常の定期券よりも$30ほど安く購入することが出来ます。
カナダのカレッジの食堂(カフェテリア)は日本の大学の食堂とは異なりテナント型ショップが多く、値段も高めです。従ってステイ先でお弁当を準備してくれたり自炊ができる環境であれば、食堂は利用せずランチを持参したほうが安く済みます。自分で自炊する場合は、特に中国系スーパー等で様々な食材が安く手に入るのでうまく活用しましょう。
カレッジ生で仕事をする予定が無い場合は携帯電話は必須ではありません。但し学校の友人との連絡や外出時のインターネットの使用など、携帯電話があったほうが何かと便利なのは確かです。幸いカナダではWi-fiが無料で使用できる所が多いため、日本から携帯電話を持ってきてフリーのチャットアプリ等をうまく活用することで代用は可能です。一方Part-timeで仕事がしたい場合は雇い主との連絡手段として携帯電話が必須なことが多いため、その場合はご自身の生活スタイルに合わせた携帯会社、プラン選びでお金を節約しましょう。
カレッジに入学するにはある一定レベル以上の英語力が必要で、基準に満たない場合は付属ESLに通うことができます。付属ESLは卒業するとそのまま本校に進学することができるため行きたい学校が決まっている場合は非常に良い方法ですが、私立の語学学校と比べると料金は高くなります。私立の語学学校でも、ある一定レベルをクリアすると提携校に進学可能なPathwayコースを開いている学校も多く、そのような学校を選択すれば卒業後に提携先カレッジへの進学が可能となります。
語学学校に関してのご相談は、お気軽にトロント留学センターまでお問合せください。
カレッジにフルタイムで通っている場合、オフキャンパス、オンキャンパスいずれも週20時間まで働くことが出来ます。ワーキングホリデー以外ではカナダで法的に働ける数少ない特権で、ワーホリ生とカレッジの勉強との両立は慣れるまで大変なことは確かですが、学校では学べない社会経験をする良い機会となります。また飲食店等の場合は給料+αでチップももらえるため、人によっては生活費を全てアルバイトで賄うことも可能です。勉強が疎かにならない程度に、自分の出来る範囲で挑戦してみてはいかがでしょうか。
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