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先日Western Town College(WTC)のPower Talk Masterのクラスの見学する機会をいただいたので、今回のコラムではWTCについてもっと詳しくご紹介したいと思います。
WTCはどのような学校ですか?
WTCの学生数は年平均250人ほど(夏の繁忙期は増えます)の中規模な学校です。午後の授業では、初心者から上級者までスピーキングの授業があります。レベルは1-7段階でレベル分けがされています。WTCでは、特にレベルの高いスピーキング対策のプログラムが人気で、日本人の生徒にも最適です。IELTSコースでは学生が目指しているスコアに到達しなかった場合(極端な目標設定やテスト勉強をしない方は当てはまらないです)は、4週間無料で授業を受けることができます。つまり、「楽しく学ぶ」よりも「本気で学ぶ」という学校です。
コースの例
- 一般英語
- IELTS対策
- 大学進学 (University Pathway Program)
- 上級レベルスピーキング( English Enhancement Training / Power Talk Master):入学条件はWTCの英語力でレベル6以上であること。
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Western Town College (WTC)ウエスタン・タウン・カレッジ(ダブル・ティー・シー)
・スピーキングコースが人気
・豊富なアクティビティ
・無料オプショナルクラス
Western Town Collegeの特徴あるコース
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近年人気上昇のUniversity Preparation Program
近年では、カナダでの移住を視野に入れカナダのカレッジや大学で学位を取りたいという留学生も多いため、WTCのUniversity Preparation Programも大人気です。このUniversity Preparation Programでは、英語力をアカデミックレベルに上達させるだけでなく、大学入学後に必要な大学でのエッセイの書き方やノートの取り方からプレゼンテーションの仕方などもしっかり身に着けることができます。
細かいミスを徹底的に直すEnglish Enhancement Training
こちらのコースでは、スピーキング中の間違いを減らすことに焦点を当てています。確かにスピーキングではその場の流れなどがありますので、多少の間違いは問題ありません。しかし間違った言い回しを使い続けていると、英語での面接やライティングに大きな影響を及ぼします。授業中は学生たちが4~5人のグループを作り、先生が一人一人の英語や発音を確認していきます。最初は間違いを訂正されて、少し嫌かもしれませんが、コース終了後には飛躍的に「正しい文法や語彙」を使って話せること間違いなしです!
英語力だけでは対応できないPower Talk Master
Professionally Speakingの中でもこちらのコースが最もレベルが高いのではないでしょうか。流暢さや発音矯正はもちろん含まれ、さらにディスカッションがあります。テーマは日本語でさえ話し合うのが難しい社会問題や国際問題です。ディスカッションでは「英語力」ではなく、「知識」が必要になります。日本人は自国の政治知識や経済知識など他国の学生と比べると劣っている部分がありますので、「英語+専門知識」を学べるといった観点からもこの授業を取る価値はあります!毎週2回のプレゼンテーションがあり、コース期間中の学生たちは大変ですが、プレゼンテーションスキルも身に付きます。将来的に英語を使って仕事をしたい方に適しています。
訪問をした感想
学校の中は色とりどりで明るい印象を受けました。IELTSでの4週間無料授業(条件は上記に記載)や上級レベルのスピーキングのクラスなどWTCの授業の質はかなり高いと感じました。今回見学させていただいたPower Talk Masterのクラスは授業のコンテンツもレベルが高く、英語圏で勉強したい・仕事をしたいという人には是非参加していただきたいプログラムです。英語を学ぶことは当たり前で、さらに国際的な社会問題などに意識をむけながら英語力を高めれる語学学校はなかなかありません。また、クラスによっては教室ではなく、ラウンジで授業を行っており、学生が飽きないように細かい工夫が施されていると感じました。WTCには日本人スタッフが常時勤務をしており、もし生活面や学習面で困ったことがあれば相談をすることができるので安心です。