Language Studies International (LSI) TorontoのGeneral English体験授業に参加しました

疑問文の組み立て方・答え方について

今回の授業のトピックは、疑問文の組み立て方、それに対する答え方というものでした。
まず、先生がランダムに生徒を指名し、前日に習ったことを実際に会話をしてみるというところから授業が始まりました。
”How was your morning?” “What did you do yesterday?”のようなフレーズです。答え方がわからなくても、知っている範囲の単語で答え、そこから先生と一緒に完璧な文章にしていくというスタイルでした。

それから、授業で学んだ”How”や”When”などのQuestion Wordの使い方を、文章に穴埋めする形でプリントを解きながら学んでいきます。ペア同士で協力しながら解き、分からない問題は積極的に先生に質問をしていました。最終的には、先生に指名されペアで考えたものを答えるのですが、その前にCDの英語の音声で回答を聞き、自分自身で答えを修正するチャンスがあります。このように文法の授業であっても、リスニング力も鍛えることができると思います。

インプット・アウトプットが重要されている授業構成

前半の授業の最後は、”fantastic”, “great”, “boring”などのOpinion adjectivesについて学びました。まず説明の前に、これまで習った”How”を使った疑問文で先生から質問され、生徒が知っている限りのOpinion adjectivesで答えます。その後、プリントを使いながら他のOpinion adjectiveを学び、それぞれのOpinion adjectivesがどれくらいPositiveなのかNegativeなのかについて学んでいきました。そして、最後には今日授業で習ったQuestion WordやOpinion adjectiveを使い、自分たちで文章を組み立て、ペア同士で会話の練習をし、前半の授業は終了しました！

前半の授業では、基本的な知識を学ぶために、文法や単語、リスニングなどに集中をし行っていきますが、後半の授業では前半に習った知識を活用するため、ほぼスピーキングに集中し、ペアやグループで様々なアクティビティを行っていくようです。

常に生徒全員がコミュニケーションをとることができる授業環境

授業中は先生がランダムで生徒を指名し質問に答え、問題を解くときはペアワークなど、基本的に個人一人で取り組むことはなく、生徒同士で一緒に取り組んでほしいということでした。また、ペアワーク中も常に先生が生徒に質問をしたり、分からないところを生徒が質問したりしており、授業中は常にコミュニケーションを第一に大切にしているような授業環境です。ペアワークなどは、先生によってペアを決められることもあったので、クラス全員とコミュニケーションを取ることができます！

また、非常に積極的に質問をする生徒も多く、分からないことは先生がとても丁寧に時間をかけて教えてくれます。さらに、分からない単語が出てきた時には、クラスの前にあるホワイトボードに用意されている「分からなかった単語欄」に単語とその説明を書いてくれるため、忘れたときにはすぐに見ることができ、頭に定着させることができます。 　　　　　

私が参加させていただいたクラスの生徒たちは、言われた課題などに真面目に取り組み、分からないことはすぐに質問するなど、積極的な生徒が多い印象でした。一方で、授業中に携帯を触ったり電話で抜けるなどの行動も見られましたが、自主性を尊重するカナダらしい環境だと思いました。