カナダでのThanksgiving Dayについて
生活情報
2019.10.09
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こんにちは。トロント留学センターです。
いよいよ10月に入って、少しずつ街も秋色になってまいりました!この10月には、カナダ人にとって一大行事のThanksgivng Day(感謝祭)があります。今回のコラムでは、Thanksgiving Dayとは何か、また、その過ごし方などについてまとめてみました。ぜひ、皆さんにもカナディア~ンなThanksgivngを体験していただきたいです!
Thanksgivng Dayとは
そもそもThanksgiving Dayとは、「感謝祭」と訳される事が多いですが、Thanksgivingのルーツをたどると穀物などの収穫をお祝いする「収穫感謝祭」が由来です。隣国のアメリカのThanksgiving Dayは11月の第四木曜日で、ブラックフライデーと呼ばれる大売り出し(大規模なセール)が有名ですが、カナダのThanksgiving Dayは10月の第二月曜日となっています。カナダの方が北に位置するため、多くの穀物の収穫が早めとなることが多いようにThanksgiving Dayもアメリカと比べると1か月以上も早いです。
カナダでのThanksgiving Dayの過ごし方
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I. 家族で集まる
カナダのThanksgiving Dayは、クリスマスと同様で、家族で集まって食事をする大事な行事です。Thanksgiving Dayは月曜日ですが、日曜日のお昼や夜ごはん食事を一緒に楽しむ事が一般的なようです。または家庭によっては、連休中の都合の合う時間に家族でブランチやランチ、ディナーに出かける家庭もあるようです。また、家に帰らない学生同士で集まってThanksgiving Dinner(通称Friendsgiving)やパーティーをする人も多いです。
II. 感謝している事を述べる
カナダでは、穀物の収穫をお祝いするだけでなく、その年の感謝している事を家族や友達とシェアする文化があります。”What are you grateful(thankful) for this year?”という質問に答える感じで、”This year, I am grateful (thankful) for the new opportunity that I’ve got at work (仕事での新しい機会に感謝しています)” などと家族や友人とシェアする場面が食事をする際にあることも多いようです。III. スポーツ観戦
カナダのThanksgivingの伝統として、カナディアンフットボール(アメフト)を見る文化も根付いているようです。Canadian Football League(CFL)は、アメリカのNFLリーグよりは規模は小さいものの、Canadian Thanksgiving Classicという伝統的な試合が行われます。その為、家族そろってフットボールの試合を見る家庭も多いようです。代表的なThanksgiving Dayの料理
七面鳥(Turkey)のロースト
カナダのThanksgivng Dayの定番は、やはり七面鳥のローストです。カナダでは、Thanksgiving Dayの季節に入るとスーパーで大量に七面鳥が販売されます。七面鳥は丸ごと冷凍で売られていることが多く、大きいものだと解凍するのに2~3日かかるようです。また家庭によっては、七面鳥をローストするのは焼き時間も結構かかる為、小さめのローストチキンを作ったり、ハムを出す家庭もあるようです。スタッフィング
スタッフィングとは、七面鳥をローストする時にお米やパン、ポテトやナッツ、お野菜などを詰めたもので、それぞれの家庭で具材の種類に違いがあるようです。あらかじめ七面鳥に詰めて焼くのが伝統的なレシピですが、七面鳥を焼いて、途中からスタッフィングをベーキングシートに合わせ入れて焼く人も多いです。パンプキンパイ
カナダのThanksgiving Dayでかかせないのが、パンプキンパイ。アメリカの甘いパンプキンパイと違って、カナダのものはシナモン、ナツメグ、クローブ、ショウガなどのスパイスが効いたものが定番です。ホイップクリームをのせて食べるのが、カナダ流とのことです。まとめ
いかがでしたでしょうか?せっかくのカナダでのThanksgivingですので、ホストファミリーや、ルームメイト、お友達とカナディアンなThanksgiving Dayを経験してみてはいかがでしょうか?