トロントのビジネス系キャリアカレッジについて
学校情報
2019.05.06
こんにちは、トロント留学センターです
一般的に海外留学と聞いて想像するのは語学留学なのではないでしょうか?よく英語を使って何をするかが重要という声をよく耳にすることもあると思いますが、実際には学生ビザでも語学勉強以外の事や期間限定で就労(Co-op)も経験出来ます。その一つがキャリアカレッジへの入学・進学です。現役キャリアカレッジ生の筆者が現在通っているカレッジの内容も含め、授業内容や学生生活、Co-opプログラムに関してご紹介していきたいと思います。
キャリアカレッジ入学への英語力と時期
キャリアカレッジとは日本で言う専門学校の様に、専門分野を短期間(数ヶ月)で勉強していきます。卒業後CertificationやDiplomaの資格を取れるプログラムもあります。また公立のカレッジに比べ入学時に必要な語学力の基準が低いのも特徴です。ですので英語力に自信がない方でも公立のカレッジよりも入学のハードルが低く、語学学校付属のキャリアカレッジの場合,語学学校で勉強してから編入する学生も多いです。
学校によっては少人数制を取り入れている学校も多く、発言頻度が増えることによってより深く学べるメリットがあります。
入学時期に関しても公立のカレッジは1、5、9月の三回入学を受け入れている学校が多いですが、キャリアカレッジは年に数回(ほぼ月に一回)入学を受け入れています。日本の学校を休学して留学する方や現地の語学学校卒業後に進む方などにとっては留学計画を作り易くなります。
授業の仕組み
在学中は毎日では無いですが課題やプレゼンテーション、各セッション毎に試験などがあます。まず課題についてですが、筆者が専攻しているプログラムは課題の提出は必須です。もし未提出の場合はそのセッションをパス出来ないこともあるので要注意です。課題の難易度は内容によりますが、授業で学んだ事を個人またはペア、グループで進めていきます。もし分らない事があっても教授やクラスメイトと助け合いながら出来ます。
次にプレゼンテーションに関してはPower Pointを必要とするものが多いです。学校内にもパソコンルームやラウンジなどにパソコンが数台設置してあったり、また図書館にも無料で使用出来るパソコンがあります。しかし自分のタイミングで使用出来ない時や一人のスペースでは無いので集中出来ずはかどらない事もあるので、不安な方は自分のパソコンを持参して行くことお勧めします。
最後にセッション末の試験ですが、これが学生生活で一番の不安要素ではないかと思います。試験ですので、合格基準をクリアしなければいけません。もし落とした場合でも再試験を受ける事も出来ますが、追加で試験代を払わなければいけないので一発でパス出来るようにしたいですね。
ビジネス系カレッジ入学前に勉強しておくこと
入学前の予習としてお勧めしたいのは、ビジネス英語に強くなるということです。筆者が専攻しているプログラムの場合、普段の授業で日常会話では使用しないビジネス英単語がたくさん使われています。また既に知っている単語であっても通常とは違う意味で使われていたりするので、入学前に自分の専攻するプログラムの専門用語を英語で検索することをお勧めします。学生生活
筆者の通っている学校はプログラムにもよりますが、授業は基本朝の9時から3時前後に終わります。放課後はクラスメイトと食事に行ったり学校のアクティビティに参加するのも友達の輪が広まります。また昼間ではなく、夜間に開講しているプログラムもあります。学習する内容は同じですが夜間の方が一日の授業時間が短い為、同じプログラムでも終了するまでの期間が昼間の授業に比べ約倍近く長くなっています。またキャリアカレッジ(6ヶ月以上のプログラム・フルタイムで通っている)学生は週20時間以内の労働が認められています。実際放課後や休日に働いている学生が多いです。学校や海外での生活に慣れてきたら、学校外で活きた英語に触れてみるのもいいかもしれません。Co-op
Co-opとは学校での授業と就労体験(有給・無給)がセットになったプログラムの事で、このプログラムが受けられるのはカナダ政府が指定した学校だけになります。またワーキングホリデーよりも制限が多いです。年齢制限は設けられていませんが、就労体験期間はプログラムで定められた期間(最長学校で受けた授業の期間と同じ長さまで)しか認められていません。その上就労体験で働ける企業はプログラムに沿っており、尚且つ学校が認めた企業だけになります。
そうなると就労可能な企業は限られてきますが、求人サイトや学校の掲示板などで探す事が出来ます。また筆者の通っている学校では定期的にジョブフェア(無料)が開催されているので、そちらで探すことも出来ます。