Toronto School of Management 体験レポート
学校情報
2019.02.07
トロントスクールオブマネージメントはトロント市内地下鉄・カレッジ駅から徒歩3分のところにキャンパスがあるキャリアカレッジです。地下鉄からのアクセスも非常によく、ダウンタウンの中心地にあります。全生徒数は200~300人程度で、日本人は2019年1月の時点で15人と、10%以下の割合となっています。生徒の国籍は最も多いのがブラジル・インド・韓国ですが、全体で約40か国以上からの生徒が集まっており、非常に国際的な環境です。
ビル内の1階に大きなラウンジスペースと2つのクラスルームがあり、3階に受付やクラスルーム、学生サービスデスクやラウンジなどがあります。5階には付属の語学学校(The Language Gallery)があり、入学前のPathwayコースなどもこちらの学校で受講します。クラスルームは新しく綺麗で、各フロアのラウンジエリアも十分なスペースがあります。1階に現在小さなカフェの開設を計画中で、ホスピタリティコースの生徒の活動の一環で利用されるそうです。また現在地下に生徒用の図書館を建設中で、一つのビル内に非常に充実した施設が確保されています。
ビル内の1階に大きなラウンジスペースと2つのクラスルームがあり、3階に受付やクラスルーム、学生サービスデスクやラウンジなどがあります。5階には付属の語学学校(The Language Gallery)があり、入学前のPathwayコースなどもこちらの学校で受講します。クラスルームは新しく綺麗で、各フロアのラウンジエリアも十分なスペースがあります。1階に現在小さなカフェの開設を計画中で、ホスピタリティコースの生徒の活動の一環で利用されるそうです。また現在地下に生徒用の図書館を建設中で、一つのビル内に非常に充実した施設が確保されています。
クラス全体の意見を聞きながら進められる授業
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今回私が参加させていただいたのは、ビジネスコースのマーケティングのクラスです。クラスの人数は18名で、国籍も多様でした。テキストやハンドアウトなどはなく、パワーポイントを使って授業が進められますが、ポイントがまとめられており、ノートにも残しやすい内容となっていました。事業戦略を立てる(Develop Strategies)に始まり、経営における状況分析(Situation Analysis)、競合分析(Competitive Analysis)、ブランドの知名度(Brand Awareness)、政治的・法的環境(The political & legal Environment)、商品と市場戦略(Product and Market Strategies)など、内容は専門的ですが、AppleやAmazonなど馴染みのある商品を例にして説明されるため、初心者でも理解しやすい授業になっていました。ところどころ映像資料を挟みながら、そしてクラス全体の意見を聞きながら授業が進められていたため、1時間~1時間半の授業も集中して受講することができました。
大きく分けて4つあるプログラム
プログラムは大きく分けて4つあり、ビジネスコース、ホスピタリティ&ツーリズムコース、データアナリティクスコース、ACCAテスト準備コースとなっており、CO-OP付とアカデミック授業のみのプログラムが用意されています。最も人気なのがビジネス系のプログラムで、1クラスの生徒数は20人程度、ホスピタリティ系のプログラムでは1クラス10~15人となっており、日本人に特に人気なのがこのホスピタリティ系のプログラムです。現在はアカデミック授業のみの78週のコースもありますが、元々はCO-OP付のコースのみが用意されており、就職活動のサポートが手厚い学校です。CO-OP付のコースでは24週から48週のアカデミック授業の終了後に2か月の休暇があり、その後就労を始めるため、生徒はこの休暇時に就職活動に励むことになります。提供されているサポートとしては、レジュメやカバーレターの添削、インタビュー対策、各種セミナーの開催や提携会社の紹介などがあります。職種はコースによって様々ですが、有給・無給の両ポジションがあり、無給ポジションにおいても就労後にビザサポートが受けられるチャンスもあるそうです。ビジネスコースで目指せるキャリアとしては事務や経理、人事、コーディネーターなど多岐に亘り、またホスピタリティコースでは主にカスタマーサービスになりますが、ブティックホテルから大手ホテルまで提携があるため、多様なチャンスが広がっています。
全てのプログラムにおいて週ごとにアサインメントもしくはクイズがあり、またモジュール終了時にテストを受け、出席率、アサインメント、テストの結果などで総合的な成績がつけられます。授業は月曜日から木曜日の週4日、ビジネスコースは9時から2時のクラス、ホスピタリティコースは9時から12時45分までの午前クラスと5時15分から9時までの午後クラスがあり、アルバイトなどと両立しながら自分の生活に合わせて選ぶことが可能です。入学に必要な英語力はIELTS5.5相当ですが、ホスピタリティ系のプログラムの”Fundamentals of Hospitality & Tourism”のコースではIELTS4.5程度とされており、英語力に少し自信がない方でも挑戦しやすくなっています。またIELTSやその他の英語力テストに自信がない方は、付属の語学学校で6週間の準備コースを受講し、入学するという方法も選択することができます。
まとめ
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全体的に明るい印象で、オリエンテーションから季節のイベントまでアクティビティなども盛んな面では、語学学校に近い雰囲気もあると感じました。ですが提供されているコースはより専門的なものになるので、何に興味があるか・何を学びたいかということをある程度明確にしておく必要があります。また企業とのコネクションの強い学校なので、CO-OPで就職する際はそれを活かして自分の理想に近い就業体験ができるように、アカデミック授業の受講中も学習に励むと良いでしょう。