スキルアップ留学!英語で学び、専門職に就く<調理科>
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2021.11.23
- 英語だけでなく、英語で何かを学びたい!
- カナダの就職に繋がることを学びたい!
- 将来カナダに永住したいけど、どの学科を選べばいいの?
こんにちは。トロント留学センターです。
今回のコラムは、
と考えている方へ向けた、筆者の体験談です。
なぜキャリアアップ留学?
語学学校で英語の勉強のみではなく、英語で、その後のカナダでの就職に繋がることを勉強したい!と思い、その目標達成に向けた学校を探しました。
私の今回の留学の最終目標がカナダ永住権申請だったこともあり、卒業後に申請可能なポストグラジュエーションワークパミット(通称ポスグラ、PGWP)を視野に入れ、数あるカレッジの中でも「公立のカレッジ」に標準を絞りました。
PGWPとは?
Post-Graduation Work Permitの略で、公立カレッジを卒業後に申請可能なオープンワークパーミットビザです。通学期間と同等もしくは最大3年間のPGWPの申請が可能です。
現在は2年制を卒業すると3年間のPGWP申請が可能になっています。
2年間の学費で「知識を深めることができ」、「最大3年間の就労ビザ取得可能」。移民に繋げるという観点から考えると、意外とコスパの良い選択肢です。
※最新の永住権申請ルールを必ずご自身でご確認ください。
カナダで働くことを考えたとき、カナダ人よりも留学生である私を採用してもらうためには、語学力だけではなく+αな技術があれば優位に働くと考えました。
数ある専門職の候補の中でも、
- 私自身が興味があり続けられそう、楽しく学べそうなこと
- トロントでの就職先の窓口が広いこと
- 永住権申請の際に有利な職種かどうか
→カナダ永住権申請の際には加点システムが採用されています。残念ながらどの職種でも経験として加点されるわけではありません。National Occupation Classification(NOC)という、「こんな内容で働いている人は、カナダ経済に特に必要な人」というリストがあり、NOCB/A/0の職業での就労経験のみ永住権申請での加点対象です。
を検討材料に選んでいきました。
カナダで調理を学ぶ、という選択肢
検討の結果、カナダの公立カレッジで1年間、調理の基礎を学ぶことにしました。
主な理由は以下の3点です。
トロントでの働き口が多い、卒業後すぐに働ける
トロントは多国籍文化も手伝って、様々な国のレストランが軒並みにあります。
調理科では基礎を叩き込まれますので卒業後は即戦力としてすぐに働けます。採用をするレストラン側にとっても、調理の基礎を知っている人を雇うことはかなりプラスだそうです。
一生もののスキルが身につく
調理科で料理の基礎を学んでいれば、一生もののスキルが身につくなと思いました。たとえ、今後カナダでなく他の国で暮らすことになろうとも、レストランは世界中にあります。就職先へは今後困らないだろうな、どこでも生きていけるチカラが付くな、というのも決め手でした。
多国籍都市トロントで調理を学ぶ利点
調理の基礎をこの多国籍都市トロントで学ぶということは、世界各国の調理法に対応できるようになるということでもあります。
実際に私の通ったカレッジでは、「毎週違った世界の調理法を学ぶ」といういかにもトロントらしい授業がありました。
公立カレッジの調理科で学べること
以下は私の通った公立カレッジ(GBC,H134Culinary SKills)でのその年のカリキュラムの一例ですが、ご覧の通り様々なことを1年間に英語で学ぶことができます。
・調理理論
・調理に関する英語
・効率の良いキッチンでの作業の進め方
・グループで進めていく調理法
・デザートやパン、ワインなどの知識
・肉、魚の捌き方や部位名称
・世界の料理についての知識
・環境に配慮したシェフを目指すための気づきや知識
・現場で求められているシェフについて:身だしなみと時間厳守、指示されたことの実現性
・各種資格取得
Energency First Aid/Heatsaver CPR:救急手当について
SmartServe:お酒を提供する業種(サーバーなど)は取得必須
Sanitation Certificate:衛生検査に関する知識。店舗に一定数の取得者必要
WHMS Certificate:毒性のある洗剤やガスなどの扱い。店舗に一定数の取得者必要
なお、2年制のプログラムですとフレンチのテクニックや、実際のレストランでの実習訓練などが加わります。
調理科に進むちょっとした利点
こちらは些細なことですが、私が調理科を選んでよかったなと思うことです。
- 授業で調理したものを持ち帰れるので日々の食費が浮いた
- シェフ先生に声をかけてもらえ、短期の職を紹介してもらえた(ケータリングのバイトなど)
- シェフ先生は業界で活躍されてた方々なので、今後のコネクション作りができた
- 食事を専門で学んだことで、より健康的な生活になった
まとめ
以上、私がどのような考えでキャリアアップ留学として、公立カレッジの調理科を選んだのかを体験談としてお話しました。
この留学スタイルを選んだことで、新しい分野を英語ですべて学びきり手に職が就いたことで、自信がつきました!
また、卒業後の就職先(レストラン)もフルタイムですぐに雇っていただけ、(在学中もシェフ先生からパートタイムの仕事を紹介してもらえました)スムーズにカナダ移民への第一歩を踏み切れたと思っています。
同級生もレストランやホテル、ケータリング会社などにフルタイムでCookとして就職が決まりました。
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