【コロナ禍】2021年2月22日スタートのカナダ入国の新ルール

2021年初旬には、目まぐるしく各自治体だけでなく、カナダ政府の入国に関する規制にも変化がみられました。今回のコラムでは、現在のカナダへの入国に関するルールについてまとめております。これからも細かいレベルでの微調整が行われていくかとは思いますが、ご参考までにお確かめください。

現時点でのカナダの入国に関する政策

渡航前の新型ウィルス陰性証明

カナダへの出国前(飛行機の搭乗前)72時間以内に発行された、PCR検査の陰性証明が必要です。陰性結果を証明できない場合は、飛行機に搭乗することができないのでご注意ください。

カナダ入国時の新型ウイルスの検査【NEW】

2021年2月22日より、上記の渡航前の申請証明に加え、新たに入国時の新型ウィルスの検査の実施が義務化されています。この検査は、カナダの到着空港にて無料で行われています。また、バンクーバー、カルガリー、モントリオールから入国される場合は、自己隔離8日目に受けていただく用のCOVID-19 At Home Specimen Collection Kitと呼ばれる、セルフ検査キット(Day-10 Test)を受け取りましょう。

カナダ政府指定のホテルでの3日間にわたる隔離【NEW】

カナダ入国時の検査に加え、2月22日より、検査結果を待つまでの3日間の政府指定のホテルでの隔離が義務化されています。カナダへの渡航者は、事前に指定ホテルで3泊分(3泊4日分)予約する必要があります。ホテルでの隔離の初日に、空港でセルフ検査キットを受け取った人は、Day-10 Testに事前に登録してください。
この3日間の隔離期間の間の検査結果で陰性が証明されると、渡航者は最終目的地や自己隔離ができる滞在先への移動が認められます。なお、検査結果で陽性が出た場合は、政府指定の隔離施設に移動していただく必要があります。

計14日間の自己隔離 & 隔離期間終了時の新型ウィルスの検査【NEW】

ホテルでの隔離で陰性の結果を取得した後も、これまで通り計14日間の自己隔離期間は続きます。ご自身で手配した滞在先や、学校指定の隔離施設に移動していただき、指定ホテルでの隔離期間と合わせて計14日間自己隔離を行っていただく必要があります。

また、自己隔離8日目には、再度新型ウィルスの検査を受けていただく必要があります。バンクーバー、カルガリー、モントリオールから入国された方は、配布されたCOVID-19 At Home Specimen Collection Kitをご自身で実施してください(トロントから入国の方は、14日目の検査が必要となります)。このセルフ検査キットを8日目に実施しても、14日までの自己隔離は続きますので、ご注意ください。

14日間の自己隔離終了のタイミング

カナダ政府によると、14日間の自己隔離を終了し、尚且つDay-8 Testの結果が陰性だった方は、入国後15日目から各自治体の制限に従いながら通常通りの生活を送っていただけます。
14日間の自己隔離を終了したが、Day-8 Testの結果が陽性だった場合は、Day-8 Testを受けた日からさらに14日間の自己隔離が必要となります。カナダ政府の保健機関スタッフからの追加の説明や指示がありますので、その電話を待ちましょう。

まとめ

このように2021年2月22日から、さらにカナダ入国の規制が厳しくなった印象がありますが、これからもビジネストラベラーや留学生の入国は引き続き可能となっております。また、この入国に関する規制は、随時変更や調整が行われる予定です。これからの細かいアップデートに関しては、弊社ホームページのニュース欄からご確認ください。
2021・2022年の留学に関しまして、質問等ございましたらお気軽に弊社スタッフまでお問い合わせください。

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